逆転合格に必要な自己肯定感と自己効力感|親の声かけで子どもは変わる

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アイキャッチ・逆転合格の秘密

模試でE判定が出た。志望校を下げようかと悩んでいる。そんなとき、お子さんに何と声をかけますか。

「やっぱり無理かな…」と親が思ってしまうのは自然なことです。でも、そのときの親の言葉が、合否を左右することがあります。

逆転合格した受験生に共通しているのは、学力より先に「自分ならできる」という感覚を持っているということです。

根拠は人それぞれだし、どんな根拠でもいいのです。

この記事では、自己肯定感・自己効力感の科学的な視点から、親の声かけがどれほど子どもの可能性を広げるかをお伝えします。

また、自己肯定感と混同されやすい自己効力感という概念が、受験においては特に重要ですので、自己効力感を高める声かけについて説明します。

この記事でわかること

・逆転合格した人の共通点(成績より先に大切なんもの)

・自己肯定感と自己効力感の違い|受験で必要なのはどっち?

・「自分ならできる」を育てる4つの方法(バンデューラ博士)

・親のNGワード・OKワード一覧

・模試の結果が悪かったときの接し方

目次

逆転合格した受験生の共通点|現状の成績より大切なこと

E判定から逆転合格した受験生の体験談を読むと、あることに気づきます。

「自分ならできるかもしれない」と思っていることです。

当然、人間の心は揺れ動きます。時には、「もう無理かも・・・」と思うことはあっても、小さな行動を積み重ねて「自分でもできるかもしれない」という気持ちを強めていきます。

逆転合格は、まず「メンタル」が変わり、次に「行動」が変わり、最後に「成績」が変わるという順番で起きます。

だからこそ、親の声かけが重要なのです。

自己肯定感と自己効力感の違い|受験で必要なのはどっち?

「自己肯定感を高めましょう」とよく言われますが、受験においては「自己効力感」の方がより重要です。

2つの違い

🌸 自己肯定感:「自分はそのままでいい」という自分への肯定的な感覚。結果に関わらず、自分の存在を認める力

自己効力感:「自分はこれができる」という特定の能力への自信。「英語を頑張れば点数が上がる」と信じられる力

受験で必要なのは主に自己効力感です。「数学が上がるかもしれない」「過去問を繰り返せば合格できるかもしれない」という具体的な自信が、行動を変えます。

ただし、自己肯定感も土台として重要です。

「合否に関わらず、自分には価値がある」という感覚があってこそ、失敗を恐れずに挑戦できます。

バンデューラ博士の研究|「自分ならできる」を育てる4つの方法

心理学者アルバート・バンデューラ博士が1977年に発表した自己効力感理論(Self-Efficacy Theory)によると、自己効力感がどのように形成されるかを研究し、4つの情報源があることを明らかにしました。

自己効力感を育てる4つの情報源

直接的達成経験:実際に成功した体験。小さくてもいい。「この単元は完璧にした」という積み重ねが「自分ならできる」を育てる

代理経験:自分と似た人が成功するのを見ること。「E判定から合格した人がいる」という事実が「自分もできるかも」につながる

言語的説得:信頼できる人からの励まし。親の「あなたならできる」という言葉は、この効果を持ちます。だからこそ親の声かけが大切

生理的・情動的喚起:体の状態や感情。「よく眠れた」「今日は調子がいい」という状態が自己効力感を高める。睡眠・食事・運動が重要な理由

この4つのうち、親が直接関われるのは②③④です。お子さんと似た成功事例を見せる、励ます言葉をかける、体調を整える環境を作る——これらが親にできる最も有効なサポートです。

親のNGワード・OKワード|自己効力感を守る声かけ実践ガイド

日常の何気ない一言が、子どもの自己効力感を削ることがあります。逆に、意識して言葉を変えるだけで、子どもの向き合い方が変わります。

避けたいNGワード

❌「また成績下がったの?」→ 失敗にフォーカスさせ、自信を奪う

❌「○○ちゃんは受かったのに」→ 比較は自己肯定感を最も傷つける

❌「志望校、下げたら?」→ 親が諦めると、子どもも諦める

❌「なんでこんなに勉強しないの」→ 責めると萎縮し、さらに動けなくなる

ちょこママ

「◯◯ちゃんは受かったのに・・・」の後に、「だから、あなたもできるかもよ」など子供の様子を見ながら言うのはOKです。

ねこちゃん

自己効力感の②代理経験だね!

使いたいOKワード

✅「この前より〇〇が伸びてるね」→ 小さな成長を言語化する(自己効力感↑)

✅「結果がどうでも、あなたを応援してる」→ 無条件の愛情が自己肯定感の土台になる

✅「E判定から合格した人はたくさんいるよ」→ 代理経験を与える(バンデューラ②)

✅「今日はよく頑張ったね」→ プロセスを認めることで、明日への意欲が生まれる

ちょこママの娘2人が逆転合格できた秘密

娘2人の受験経験はこれまで3回ありますが、3回とも逆転合格です。

これは、偶然ではないと思い、どうしてそれができたか私なりに考えたことお話します。

模試の成績が悪くて志望校を諦めようとしている人に、「できるかも!」思っていただけると幸いです。

結論から言うと、逆転合格できた秘密は、和田秀樹先生の受験本にあります。

恥ずかしいですが、私の失敗談から始まります。

私(ちょこママ)は希望の大学には行けませんでした。その意味で大学受験は失敗です。

中高とも学校の試験は上位の方でした。だから、受験勉強は参考書や問題集を片っ端からやればいいと思っていました。

現実は、莫大な量に圧倒され、気力が失われていきました。

全部やるなんて不可能なんです。アホでした。

志望大学に必要なことを吟味して、着実に身につける努力をすべきでした。

大学生になって、まだ未練があった私は和田秀樹先生の「和田式高2からの3S受験勉強法」という本に出会ってもやもやがすっきりしました。

ちょこママが見つけた本はコチラ↓

和田秀樹の本表紙
ちょこママ

今は売っていなくて、amazonで中古で1600〜2000円くらいで売られていました。

ねこちゃん

和田先生はたくさん受験関係の本を出版されているので、上記の本以外でも一度読んでみたらいいよ。図書館にもあるかも。

当時、大学生の私はこのページを読んで衝撃を覚えました↓

和田秀樹の本の内容1
和田秀樹の本の内容2

その本の内容は以下のとおり

・ちがいは「頭のデキ」ではない!受験を制するものは、カリキュラムと勉強の方法論

・笑われても無視されても、「この大学に行く」と宣言できるヤツが、最終的に勝つ

・受験に「根性」「忍耐」は不要!「自分を信じる」ことができれば、それでいい

と書いていました。

おまけに、

私立名門高校の連中は模試でC判定、D判定をとるレベルの生徒が東大に8,9割合格していく。彼らの「自分を信じられる根拠」は、学校の成績や模試の結果ではなく、名門校の生徒というプライドや、これまでも同じように出来の悪い先輩も合格したという「つまらない真実」を頼りに、自分でも何とかなると信じ切っているのだ。

とありました。

そのとおりなんです。

自分の同級生で、これまでの成績より偏差値の高い大学に合格した子たちは、影で笑われているとか心配しないようないい意味で素直でマイペースな子が多かった。

そして、模試はずっとA判定だったのに不合格した同級生、逆にE判定でも合格した同級生をみてきました。

そして、私は大学受験失敗組です。

直前の模試でB判定をとり、E判定の子を慰めていました。

入試直前にB判定をとれて、安心したらしくふわふわしていました。

結果、E判定の子がセンター試験(今の共通一次試験)の子が良かったのです。

情けないでしょ!!

自分の苦い経験と和田秀樹先生の本を読んで、受験勉強がどういうものかを知ってからは、勉強のやり方が変わりました。

おかげで、氷河期時代に公務員試験を独学で1発合格できました。

その時も、合格した先輩にどんな勉強のやり方でどんな問題集をどのくらいやったかを詳しくきいて、合格までの道筋を考えてやりました。

そして、この経験が子供の受験にも活かされました。

子供がE判定を取ってきても、おそらく他の親よりも落ち込んでいなかったと思います。

だって、私は自分の大学受験で、自分と同級生の結果を見てきたから。

「まだ、勝てる」と。

これまでの経験から、先述した名門校の生徒さんと同じように「つまらない真実」を頼りに子供を信じ切っていました。

E判定を取ってきても、母親が妙に落ち着いているから、子供にもその気持が伝染したと思います。

もちろん、不合格した時のことも考えていました。

他の滑り止めの学校を探すとか、子供への励まし方とかも考えていました。

最悪のケース(不合格)の時の行動もあらかじめ考えていると、不思議と不安も減っていきます。

そして、親がどんと構えていたから、良い結果に結びついたと思っています。

ちょこママ

逆転合格の秘密は、和田秀樹の本です

模試の結果が悪かったとき|親の接し方で子どもは変わる

模試でE判定が出たとき、親の反応は2つに分かれます。

一緒に落ち込む親と、焦って子供を責める親、変わらずに接する親。逆転合格した子どもの多くは、「親がいつも通りでいてくれたことが救いだった」と振り返っています。

模試の結果が悪かったときの接し方

結果に一喜一憂しない:模試はあくまで通過点。親が動揺すると子どもはさらに不安になる

「どこが弱点だったか」に目を向ける:「ダメだった」ではなく「次に活かせること」を一緒に探す

いつも通りの食事・生活を続ける:日常を変えないことが、子どもの安心感につながる

「信じてる」を行動で示す:志望校の見学に連れて行くことを提案する、パンフレットを取り寄せる、受験当日の宿を調べておくなど、諦めていないことを態度で伝える

子どもは親の表情と言葉に、思った以上に影響を受けます。

親が「大丈夫」と本気で思っていれば、それは必ず伝わります。

まとめ|逆転合格は、親の声かけから始まる

この記事のポイントまとめ

✅ 逆転合格は「メンタル→行動→成績」の順番で変わる

✅ 受験で重要なのは自己肯定感+自己効力感の両方

バンデューラ博士の研究:親の言葉は「言語的説得」として自己効力感を育てる

✅ 比較・責める言葉はNG。成長・プロセスを認める言葉がOK

✅ 模試の結果が悪いときこそ「いつも通り」が最強のサポート

✅ 親が諦めなければ、子どもは諦めない

E判定から上位合格した娘たちを見て、ちょこママが確信していることがあります。

「親が信じ続けることが、子どもの一番の武器になる」

声かけひとつで、お子さんの可能性は大きく変わります。今日から少しずつ、言葉を変えてみてください。

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